粉末成形の自動化・省人化を実現するには、給粉・プレス・取り出し・搬送の各工程に自動化設備を導入し、段階的に人手を機械に置き換えていくことが基本です。ただし「どの工程から着手するか」「量産ラインに対応できる機械はどれか」が分からなければ、具体的な一手が踏み出しにくいのも事実です。
この記事では、省人化できる工程の全体像と、量産・連続生産に対応するプレス機の選定ポイントを解説します。
粉末成形の工程は大きく4段階に分けられます。各工程で自動化できる主な内容は次の通りです。
省人化の第一歩は、粉末を定量・定速で金型に自動供給するフィーダー機能の搭載です。フィーダーがあれば給粉係の専任配置が不要になるだけでなく、供給量のばらつきが減ることで成形品の品質安定にも寄与します。
供給方式にはターンテーブル式(多品種対応に有利)やスクリュー式(流動性の悪い粉末に適する)などがあり、扱う粉末の特性に合わせて選ぶことが大切です。
量産を前提とする場合、1分あたりのショット数(回/分)と連続運転時間・機械耐久性が選定指標になります。高速・大量生産には機械プレスが向いており、複雑な加圧プログラムや精密な圧力制御が必要な成形には油圧プレスが必要です。
自社の量産目標(必要ショット数・稼働時間)と成形品の仕様を照らし合わせたうえで製品を選びましょう。各駆動方式の特徴については以下の記事で詳しく解説しています。
複雑な形状・大型サイズ・流動性の悪い粉末を扱う量産ラインには、振動機能と上下両軸加圧を組み合わせたプレス機が有効です。振動によって粉末の流動と脱気が促進され、低い加圧力でも密度が均一な成形品を安定して得ることができます。
ムラなく均一に成形したい、かつ量産ラインに組み込みたいという現場ニーズに対応できる選択肢です。仕組みとメリットは以下の記事で詳しく解説しています。
自動化オプション(フィーダー・取り出し装置・ロボット連携など)に対応しているメーカーは限られています。自動化・省人化を前提にメーカーを選ぶ際は、次の3点を確認することが重要です。
当メディアでは、用途・目的別におすすめの粉末プラス成形機メーカーを厳選しました。目の前の課題を解決でき、納入後も長く付き合えるメーカーをお探しの方は、比較・検討の材料としてご活用ください。
粉末成形の自動化・省人化を進めるうえでのポイントを整理しました。「自社のどの工程に人が多くかかっているか」を整理し、そのボトルネックを解消できる機械・メーカーを探すことが成功への近道です。
引用元HP:三庄インダストリー公式HP
(https://www.sanshoindy.com/)
引用元HP:小林工業公式HP
(https://www.kobayashi-akita.co.jp/)
引用元HP:大伸機工公式HP
(https://daishin-kikou.com/)