リチウムイオン電池やキャパシタ、全固体電池を含めた次世代電池の試作装置や治具などといった特注装置・特注治具の設計や製作を得意領域とするメーカー兼商社の「宝泉(Hohsen)」について、特徴などを調査しました。

制御盤が別置になっているため、プレス機本体のみを卓上に設置することが可能であり、必要最小限のフットプリントで設置することもできるでしょう。さらに4軸で安定した平面度(平坦度)を保てるため高い精度でプレスすることも可能で、自動再加圧回路も内蔵しているため圧力が低下したとしても自動で再加圧ができ、安定したワークへの荷重を行なえます。
全固体電池の正極や負極、固体電解質のペレット作成で使用が可能であるほか、各種粉末のペレット成型・ワークの圧着などにも使えます。さらに自動再加圧機能を設けていることから保持中に圧力低下がなく、リミッター(安全弁)が装置を過剰な加圧からも保護してくれます。
| 能力 | 公式HPに記載なし |
|---|---|
| 間口 | 公式HPに記載なし |
| オープンハイト | 公式HPに記載なし |
| 外形寸法 | プレス機:高634mm x 幅425mm x 奥425mm(カバー有り) 電動油圧ポンプ:全高500mm x 幅360mm x 奥350mm 制御盤:全高415mm x 幅500mm x 奥200mm |
宝泉(Hohsen)の提供する成形プレス機は、小型でありながら高い加圧力や高い温度域で使用できるなどの特徴があります。プレス本体を卓上に設置できるよう設計がされており、必要最低限のフットプリントで使用ができるので幅広い用途に対応が可能です。宝泉(Hohsen)は主に電池業界に関する製品の製造や取り扱いを行なっていますが、成形プレス機のような機器やソリューションの開発・製造も行なっている点も特徴といえるでしょう。
宝泉(Hohsen)のソリューションには自動再加圧回路が内蔵されているなど、ワークに対する荷重を安定させる工夫が施されています。また、安全弁(リミッター)を設けることにより過剰な加圧から装置やワークを保護する機能も搭載しているなど、特注仕様による使いやすさを目指した製品づくりを行なっています。
宝泉(Hohsen)の導入事例は見つかりませんでしたが、以下のような用途・実績例が公開されていました。
| 社名 | 宝泉株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市中央区南船場4-4-21 Toda Building心斎橋8F(旧りそな船場ビル) |
| 問い合わせ先 | http://www.hohsen.co.jp/jp/contact/ |
| 電話番号 | 06-6253-2600 |
| 公式HP | http://www.hohsen.co.jp/ |
引用元HP:三庄インダストリー公式HP
(http://www.sanshoindy.com/)
引用元HP:小林工業公式HP
(https://www.kobayashi-akita.co.jp/)
引用元HP:大伸機工公式HP
(https://daishin-kikou.com/)